2023マイハピネスフォトコンテストは、2023年9月1日から2024年1月31日までの5ヵ月間にわたり、「あなたがいる しあわせ。」をテーマに、家族、恋人、友人など、大切な人との“しあわせな瞬間(とき)”を撮影した作品を募集しました。

今回の応募総数は107,283点!入賞作品等は、写真家の織作 峰子さんと柳瀬 桐人さんをはじめとする審査員によって厳正に審査を行ない、決定しましたので、ここに発表させていただきます。

  • グランプリ

    『笑いが止まらない!』

    岐阜県中津川市

    後藤 恵梨香 さま

  • ふたりをきれいに照らす半逆光を効果的に活用し、露出補正によって、優しい光に包まれたすばらしい作品に仕上がっています。キッチンだと分かる程度に背景をボカしたことで、人物に目がいきます。屈託のない笑顔がいいですね。その場の空気が生き生きと伝わってきます。

    講評:写真家織作 峰子

写真家講評審査員代表からのことば

身近にある「しあわせの瞬間(とき)」に
気づき、チャンスを逃さない。
時代が変わっても、
良い写真の本質は変わりません。

世の中が平常に戻りつつあるからでしょうか、今年は応募数が大幅に増えました。大変うれしいことですね。特に多かった30代の方々は、これからのコンテストを支え、受け継ぐ新しい世代への道標になってくださることと期待しています。一方で次代を担う若者たちが、被写体としても撮影者としても減っているのが気がかりです。写真を撮ることや撮られることが日常になっている時代です。コンテストだからといって気負わず構えず、気軽に応募していただきたいと思います。
フォトコンテストの常として、過去の入賞作品の影響を受けて、それと同じような状況や構図の作品が増える傾向があります。日々の生活のなかにあるのに見過ごしている「自分だけのしあわせの瞬間(とき)」がきっとあるはずです。それをみつけだして、見る人に新たな感動を与えていただきたいと思います。
ライフスタイルが変化したり、技術が進化しようとも、心動かされる写真の本質は変わりません。
一枚の写真から、人それぞれが持つ魅力や誰かを思う愛情が伝わってくる。そんな作品をお待ちしております。

写真家織作 峰子

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